地方銀行、在日外国銀行、信用金庫などのうち多くが大蔵大臣の認可を得ており、九五年三月末現在で外為銀行の公認銀行は三百四十六行で、外為公認銀行の免許を得ていない銀行の方が珍しいくらいです。外為銀行の役割は大きく分けて対顧客取引と銀行間取引の二つがあります。ここでは対顧客取引の業務について少し詳しく見ることにしましょう。外国為替銀行はまず貿易取引に関連して輸出手形の買い取りと輸入手形の引き受けおよび決済を行います。輸出手形の買い取りとは、国内の輸出企業が海外の輸入企業を支払人として振り出した輸出手形を買い取ることです。一方、輪人手形の引き受け、決済とは、逆に海外の輸出企業が日本の輸入企業を支払人として振り出した手形(日本側からみれば輸入手形)を引き受け、日本の企業から代金取り立てを行うことです。