私の年代ともなると、おしゃれ好きならばキャリアも長く、この辺りでそれを生かした仕事をしたい、と考える人も多い。友人のMさんもその一人で、服を仕立てる技術のある人と組んでオーダーのサロンを作った。とはいっても簡単にはいかず、あれこれ試行錯誤の上、やっとその日がくる。私も友人の一人としてお花を持って参加。玄関に出迎えてくれたMさんは茶のベルベットターバンをして黒地の花柄スカート。それが何とも素敵で、ターバンと花柄スカートをオーダーしてしまった。私はおしゃれ好きだけど、目立ち過ぎるおしゃれは照れる。だからターバンなど絶対無理だと思っていた。ターバンは単なる布なのに、頭に持ってくると急にマダムができ上がるので大いに照れる。「あら平気よ、なさってみて」マダムMはマダムっぽく勧めてくれる。「私なんかには似合わないわよ」「○○さんは消極的なところがおありなのよ」それがあなたのいいところ、と心の中で歌った。しかし消極的なのもよし悪し、やってみれば何でもなかった、かえっておしゃれの幅が広がった、ということがなきにしもあらず。似合わなければ家でしていればいいし、キリリと家事も捗りそう。髪の長さが中途半端で、というAさんも紫色のターバンに髪を収めてとても素敵になった。ベルベット素材だから冬も暖かそうだ。マダム化したAさん、フランス語ができなくて残念だと笑いを取る。私の注文したのは黒(おとなしく)、まだ手元に届いてないのだけど、届いたらそれを見て布地違いでいくつか作ってみよう。「髪の形が気に入らないとき、頭を小さく見せたいとき、大人っぽいおしゃれをしたいとき、似合うと手放せなくなるのよ」サロンのオーナーMさんの言葉です。
絹のハンカチーフは、エレガントな小道具としていろいろな場面で活躍してくれることをご存じですか?ちょっと胸元が寂しいときポケットチーフにしてみたり、人と会話しているとき軽く手に持ったりしているだけでも、雰囲気がとても柔らかくなり、信じられないくらいエレガントになります。それに、何よりも絹のハンカチーフが一枚バッグに入っているだけで、とても優雅な気分になれるはずです。ハンカチーフは人からもらうものではありません。自分のために選び、与えるものです。いくら高価で素敵なバッグを持っていても、中を開けてみたら使い古したよれよれのハンカチが一枚、ではエレガントではありません。小物は空気、そしてあなたの顔なのです。中でもハンカチーフは靴と同じく、おしゃれの基礎中の基礎です。それを忘れないでいてください。
ブルージーンズ(bluejeans)は、もともとはインディゴ染めのデニムで作られた、農民や労働者がはく、くるぶし丈のパンツ。脇とヒップのふたつずつのポケット、後ろにV字のヨークの切り替えがある。ポケットの端の部分には鋲を打ち、補強してある。19世紀、リーバイーストラウスがサンフランシスコの金山労働者の作業着として考案したブルージーンズが、ハリウッド映画などで世界に広がる。学生たちの反戦運動のシンボルにも。1960年代には、幅広の裾が流行。プリント地、スウェード、コーデュロイ、ブーツカット、ストレートカットなども登場。現在ではオートクチュールのデザイナーたちも扱う。初期に作られた「リーバイス501」は、今でも人気がある。